寝つきを良くして心身の健康を守る『グリシン』の効果│多く含まれる食品・サプリメントは?

今では不眠症をはじめとする心身の不調を改善するためのサプリメントがたくさん販売されています。

そういったサプリメントの中でも、複合的にいくつかの成分を組み合わせた製品に必ずといってよいほど配合されているのが『グリシン』です。

グリシンの存在は昔から知られていましたが、その重要性が解明されたのは意外にもつい最近のことです。

ここでは、健康と睡眠になくてはならない”グリシン”の効果や、多く含まれている食品・サプリメントについてまとめてみました。

『グリシン』偶然の発見・・・

新しい薬剤が開発されるときは、実際に人が摂取してその安全性と効果を検証します。

そのときの被験者が「薬を飲んだ」という”思い込みによる体の変化”が起きないために使われる薬が「プラセボ薬」と呼ばれるものです。簡単に言うと「ニセ薬」ということです。

複数の被験者にプラセボ薬と本当の薬を同時に飲ませてデータをとる実験をし、正確性を保つために使われます。

この「プラセボ薬」として使われていたのが、なんと「グリシン」だったのです。

グリシンは古くから知られていた人体に存在する物質ですが、体のいたるところに分布しているために、あまり重要なものとして考えられていませんでした。

それが、ある薬剤の臨床検査で、たまたま「グリシンを摂取したグループに熟睡傾向と疲労回復効果」があることが分かったそうです。

つまり、グリシンは医療研究の途中で偶然発見された成分だったのです。

『グリシン』が不足するとどうなる?

もともと体内で合成されるグリシンですが、ストレスや食生活の乱れによって不足してしまうことがあります。

グリシンが不足することで起きる健康被害には次のようなものがあります。

  • 寝つきの悪さ
  • 夜中に何度も目が覚める、眠りが浅い
  • 集中力の欠如
  • 関節痛
  • 筋肉疲労
  • 肌荒れ
  • 代謝の低下
  • うつ症状

グリシンはアミノ酸の一種ですので、肌荒れや代謝の低下、関節痛や筋肉疲労などは想像できますが、睡眠障害や精神的な症状の原因になることもあるのです。

『グリシン』の睡眠に対する効能としくみ

グリシンは寝つきの悪さや中途覚醒など、睡眠の質自体に大きく影響を与えます。

その理由として考えられるのが「体温リズム」です。

人が眠気を感じて横になり、そして深く眠るためにはこの「体温リズム」が重要だと言われています。

日中の活動しているときには体温は高まり、そして眠りにつくときには体温が低下していることが理想です。

グリシンはこの「体温リズム」を適切に調整し、睡眠時に適度に体温を下げる効果があります。

しかし、ストレスや食生活が崩れてグリシンが不足すると、この体温リズムが狂ってしまい、睡眠障害を起こしてしまう原因になりかねません。

『グリシン』が含まれる食品

グリシンは人間の関節やスジなどのコラーゲン質の部分に多く分布しています。

ですので、グリシンが多く含まれる食材もまたコラーゲンが豊富なものに多いのです。

  • 鶏のナンコツ
  • 牛すじ
  • 豚足
  • エビ
  • ホタテ
  • イカ
  • マグロ

これらは比較的手に入りやすい食材ですが、理想的なグリシン摂取量である「1日3~5mg」を摂ろうとすると”落とし穴”が待ち受けています。

これらの食材には「コレステロール」が多く含まれているために、グリシン摂取のために食べ過ぎると生活習慣病が心配されるのです。

そのため、睡眠障害の克服のためにグリシンを摂取する場合には、グリシンを豊富に含むサプリメントを利用することが賢明です。

グリシンを効果的に摂取できるサプリメント

配合量No,1 マインドガードDX(600㎎配合)

マインドガードDXはドリンクタイプのサプリで、優れた吸収力と豊富な配合量が特徴です。

グリシン以外にも、自律神経のバランスを整えたり心身の不安を取り除く効果があるとも言われている「ノニ」、睡眠の質を高めストレスやイライラを緩和する「クワンソウ」などが含まれていますが、どの成分も他のサプリメントを圧倒する配合量で含まれています。

「寝つきの改善」や「精神安定」などの口コミが非常に多く、様々な症状をお持ちの方に愛されているサプリメントです。

マインドガードDXの詳細については以下のページにまとめていますので参考にしてみてください。

おわりに

グリシン不足による睡眠障害に対処するためには、ストレス対策と栄養分の補給の両方で考えなくてはなりません。

人体の広い部分で活躍している成分ですから、一度不足するとさまざまな症状が現れますし、短期間で改善することも難しくなってしまいます。

生活全体を見直しながらサプリなどの活用で適度にグリシンを補給し、長期的な計画を立てて改善することが理想だといえるでしょう。



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