自律神経の調整に役立つ飲み物5選

ここでは、自律神経失調症の症状の緩和に役立つ「飲み物」をご紹介します。

毎日の食事に加えて、足りない栄養素を”飲み物”で補給するようにしましょう。

エゾウコギ茶

エゾウコギとは、漢方の薬草の一種です。根っこや茎には、体を元気にする有効成分が豊富に含まれています。

エゾウゴギの期待できる効果としては、

  • 疲労回復
  • ストレスによる症状の緩和
  • 緊張や興奮をやわらげる
  • 性機能の回復

などです。「長い間服用すれば、身体が軽快になり、老化を防ぐ」とも言われており、優れた薬効が注目されています。

エゾウコギを効率的に摂取できる「お茶」

エゾウコギの摂取は手軽に飲めるお茶が良いでしょう。

エゾウコギ茶を選ぶ際の注意点としては、「エゾウコギ100%」のお茶を選ぶということです。

他の成分と混合されている場合は、エゾウコギのエキスが少量しか含まれていない可能性がありますので注意してください。

▼ティーバッグですぐに飲めるエゾウコギ100%のお茶↓

エゾウコギ茶1.5g×40パック えぞうこぎ茶100% 糸付きティーバッグ

新品価格
¥2,592から
(2016/8/23 10:46時点)

ノニジュース

ノニとは、ハワイなどの地域に自生する果実です。

健康だけでなく美容にも効果のあるビタミンやミネラル、アミノ酸など、実に140種類以上もの有効成分が含まれており、「究極のスーパーフルーツ」とも呼ばれています。

ノニジュースは自律神経失調症に効果的?体験談や口コミ、おすすめノニジュース3選

ノニの期待できる健康効果

  • ストレス緩和
  • 「睡眠」に関わる症状の改善
  • 「うつ・自律神経失調」に関わる症状の改善
  • 「パニック障害」に関わる症状の改善
  • 「むくみ」の改善
  • 「生活習慣病」の予防や改善
  • 美白・美肌効果

幅広い効果をもたらす成分がここまで凝縮されている果物は他にはないでしょう。

ノニジュースは、一般的なサプリメントと比べて体内への吸収率も良く、より早く、高い効果を得られるようになっています。

ただ、デメリットとして「味や匂いがキツイ」というものがあります。「渋み」「酸味」が強く、効果の高さがわかっていても「続けにくい」という声が多いのが「ノニジュース」です。これがノニジュースの長年の課題でもありました。

しかし、最近になって飲みやすく改良されたノニジュースも販売されるようになってきています。また、効果を実感しやすいように他の健康成分もプラスし、より強力なドリンクとして販売されているものもあります。

「マインドガードDX」というノニジュースはその典型と言えます。

参考記事≫マインドガードDX特集│効果・レビュー・飲み方・口コミまとめ

マインドガードDXは、ノニ特有の渋みや酸味が抑えられていて非常に飲みやすくなっています。また、ジュースで割って飲むこともできますので、長期間続けやすい商品といえます。

自分で作れる飲み物

ホットシナモン豆乳

自律神経失調症は、脳内ホルモンの「セロトニン」が不足することで発症しやすくなります。

セロトニンはドーパミンやノルアドレナリンなどの興奮・緊張を促すホルモンをコントロールする働きがあり、足りなくなると感情の抑制が効かなくなってしまうのです。

豆乳には、このセロトニンの原料となる「トリプトファン」という栄養素を豊富に含んでいます。

そしてもうひとつ、「シナモン」も神経系統にダイレクトに作用する食品として古くから親しまれていますので、この両者の組み合わせは自律神経失調症の症状に良い効果をもたらすと考えられます。

作り方は非常に簡単で、豆乳を温めてシナモンを一振りするだけで完成です。

ほうれんそうの青汁

自律神経失調症になると、体がだるくなったり、やる気が失くなったりします。

これはビタミンB群の不足が原因で起きる症状です。

参考記事≫ストレスに強くなる「ビタミンB群」を摂取して精神疾患を予防しよう

ビタミンB群は、栄養素の代謝を促す栄養素ですので、不足してしまうと体や脳がエネルギー不足になります。

ビタミンB群は肉や魚などのタンパク質に多く含まれるのですが、飲み物で補うのには向いていません。

そのため、野菜の中で多くビタミンB群が含まれるほうれん草を青汁にして飲むと効率よく摂取することができるでしょう。

また、からし菜や菜の花などもビタミンB群が多いので、ブレンドしてみるのも良いでしょう。

トマト+柑橘ドリンク

脳と神経をリラックスさせる物質として「GABAの(ギャバ)」が挙げられます。

ギャバはドーパミンによる全身の脳の興奮を抑える大切な脳内ホルモンですが、現代人が不足しがちな栄養素の代表格でもあります。

リラックス・イライラ抑制成分『ギャバ』の効果│多く含まれる食品・サプリメントは?

ギャバは未精製穀物(玄米や小麦の外皮など)に多く含まれますが、現代人の食卓に上がることはほとんどないでしょう。

これらの代用として、手に入りやすい食品に「トマト」があります。

ストレスを受けた時にたくさん消費される「ビタミンC」を摂取することで、神経の興奮を一気に落ち着かせることができます。

ビタミンCは柑橘系の果物(みかん・レモン・キーウィなど)をジューサーで一緒に撹拌して「トマト+柑橘系ドリンク」を作りましょう。

おわりに

自律神経失調症の克服には、体と心の両方からアプローチすることが大切です。

人間は、ストレスなど心のマイナス要因が体の症状として現れ、また体調の悪さが気分に大きく影響する「相互関係」にあるからです。

ご紹介した5つの飲み物は、緊張を鎮めてリラックスを取り戻します。

またエネルギー代謝を活発にして元気になることで、気分にも良い影響を与えるような効果が期待できるでしょう。

【この記事のまとめ】

  • 神経の興奮や緊張と取り除く「トリプトファン」は自律神経失調症に効果的
  • ビタミンビタミン群で体調を改善させることで、自律神経失調症の改善になる
  • 鎮静物質のギャバを摂取することで興奮を抑えて自律神経失調症に効果が現れる


サブコンテンツ