心の緊張や不安を取り除く4つの方法│少しの意識で症状が改善する

心の緊張や不安が原因で自律神経失調症になることはよく知られています。

会社や学校、家庭での人間関係などが原因になることが多いため根本から解決するのが難しく、それが自律神経失調症の治療を困難にしていると考えられています。

また、自律神経失調症になると「負のスパイラル」ができあがってしまうこともあります。ストレスが原因で自律神経のバランスを崩して体調がわるくなり、今度はそれが新たな緊張や不安の原因になる・・といった悪循環をつくってしまうのです。

自律神経失調症の治療では、この悪循環をどこかで断ち切ってしまうことが症状改善のポイントになります。

このページでは、症状の改善につながる4つの「心のコントロール法」をご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

休息をきちんと取り入れる

特にデスクワークなどのあまり体力を使わない職業をしている方は休息の取り方が不十分になることが多いようです。

一見体力を使わない知的労働の職業であっても、ストレスは十分にかかり、身体はそれなりのダメージを受けています。

疲れていないと勘違いして頑張り過ぎているうちに、想像以上の負担が蓄積していることもあるようです。

「飲み物を飲む」、「パソコンから目を離す時間をつくる」、「何もしない時間をつくる」

などを意識してメリハリをつけ、緊張や不安から開放される時間をつくりましょう。

忙しいときは、ただ「目を閉じる」だけでも休息・回復につながります。脳は目から見た信号が送られてくる間ははたらき続けますので、数十秒から数分間でも視界をシャットアウトすることで脳を休ませることができます。

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徹底的に悩む時間をつくる

人間関係の悩みなどは簡単に解決策を見いだせるものではありません。
極論で言えば「悩んでも無駄」ということもできるのではないでしょうか。

ですが、もしどうしても頭から離れないのであれば、自分の悩みを紙に書き出して明確にし、時間を決めて思いっきり悩む時間を作ると良いでしょう。

もし悩みが解決しなくても、決めた時間が終われば考えることを止めるのです。

こうしたメリハリをつけないと、四六時中悩みが思考回路を支配し、その間延々とストレスを受け続ける「堂々巡り」を続けてしまいます。

悩みに心を支配されている時は、なかなか名案は浮かばないものですが、これも交感神経が優位になり過ぎて冷静さを失い、思考能力が下がっているためと考えられます。

ストレス対策の基本は「睡眠」から

自律神経のバランスが狂う原因のひとつとして考えられるのが「睡眠不足」です。

緊張やドキドキ、不安は『睡眠不足』によっても起こる│どうすれば解消できる?の記事でも書いていますが、十分な睡眠がとれていないことで、不安や緊張を感じやすくなったり、イライラ、落ち込みなどの原因にもなりかねません。

ぐっすり眠ることは、心身を回復させるうえでとても大切なことですので、毎日熟睡できるような環境作りを心掛けることが非常に大切です。

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焦りは禁物・・ゆっくりとした動作を心がける

人は焦ると行動が小刻みになり、呼吸も浅くなります。
この時には交感神経が上がってしまい、緊張感や不安感も生まれやすくなります。

しかし「焦るな」と言われてもなかなか思うようにいかないのが人間です。
そこで焦りを起こさない良い方法があります。

それは「ゆっくりと動く」ことです。

太極拳は血流と気の流れをよくし、全身をリラックスさせることで、肉体的な病気だけでなく心因的な病気の改善をしてくれる健康法として知られています。

その型の動きは非常にゆっくりでスローモーションのようです。

太極拳はゆるやかな動きをすることで呼吸を深くし、不安定になった心を落ち着かせる方法としても活用することができます。

もし太極拳ができなくても、歩く速度を落とす、食事はゆっくりとよく噛む、食器やグラスをテーブルに置く時もそっと音がしないように、パソコンも少し速度を落として作業することで同じような効果が得られます。

歯を磨く時、シャワーを浴びる時・・すべての動作をゆっくりにするとしだいに焦りも減少していきます。

そして緊張して不安な時は話すスピードも速くなりがちです。

焦って言葉をかんでしまうと、それもまた焦りを加速させますので、ゆったりとした口調で話すように心がけましょう。

おわりに

自律神経失調症の多くは交感神経が優位になり過ぎた状態が原因で起こります。
心の不安定が肉体的な症状として表れてしまう代表的な病気が自律神経失調症なのです。

ストレス社会の現代では「普通に暮らしているだけ」で心身に不調をきたしてしまいます。
メンタルコントロールをそれぞれに身につけ、自分自身の心をこまめにケアすることで正常なコンデションが維持できるよう心がけましょう。



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